植田ゼミQ&A
この場でよくある質問についてお答えしておこうと思います。
ゼミオリが終わった後に来てくれた2年生の方の質問や、
これまでメールでいただいた質問をまとめました。
Q.選考はどうやって行われますか?
Q.選考を通るポイントはありますか?
Q.成績は関係ありますか?
Q.倍率はどのくらいですか?
Q.国際金融を学びたいのですが、扱いますか?
Q.他のゼミと迷っています。
Q.他学部生の聴講は可能ですか?
Q.ゼミの負担はどのぐらいですか?
Q.ゼミ生の進路は?
また、そもそもゼミがどういうものなのかよくわからないという方のために特設ページ
ゼミってなに?(別ページへリンク)を用意しています。
選考はどうやって行われますか?
選考方法:書類と面接による
書類:金融について興味を持った問題について、自分なりに分析した結果を短い文章にまとめ、自己紹介とともに提出のこと。
となっております。(例年同様のスタイルを取っていて、2015年度も同じです)
以下赤字は先生からのコメントをそのまま引用してあります。
提出書類(以下レポートとします)の課題がかなりアバウトですが、何を書いてもかまいません。
分量はA4で2〜3枚が適切かと。「金融について」となっていますが、もう少し広く、
「マクロ的な経済事象に関連すること」で結構だと思います。ただ、テーマは何でもいいのですが、
自分で考えた跡がみえるようにしてください。学術書や新聞、経済誌の切り貼りだけでは、
その人がどのようなことを考えているのかわからないので出す意味がないです。
難しいことを書く必要はまったくないので、自分はこう考えます!というのを書いてみてください。
難しいことを書くと、自分で理解できず面接でそこを聞かれて逆に困ったことになります(笑)
面接は基本的にレポートをもとにして行われますので、その意味でも自分で考えて書くことはとても大事です。
準備すべきこととしては、何かを身につけるというよりも、
どういう問題がおもしろそうかを考えてきてください
とのことです。皆さんなりにこの言葉を解釈して準備してみてください♪
選考課題についてはわからないことも多いと思うので、説明会でも聞いてください!
メールもOKです♪また、「ゼミ生から」に新4年生がどんなことを書いたか載せておいたので、
参考になればと思います。皆さんのご健闘をお祈りしています。
Q.選考を通るポイントはありますか?
う〜ん…、難しい質問です。
が、よく聞かれたのでコメントします。
「金融に関するエッセイ」と言われても漠然としている、とよく聞かれましたが、実際何を書いても大丈夫だと思います。
大事なのは、自分が理解していることをわかりやすく書くということです。
背伸びして難しい内容のことを書いても、面接で少し話してみるだけで一瞬でバレます。
あ、こいつよくわかってないのに書いたなと(笑)
ですから、今まで学んだ経済学の枠組みをフル活用して、
最近話題になっている論点について書いてみたり、
面白いなと思ったニュースについて書いてみたりすればいいと思います。
Q.成績は関係ありますか?
あんまり関係ないと思います。
いくら成績が良くても、実際に話してみて、
なんかセンスねぇなぁ、となってしまうと厳しいですよね。
大事なのは、経済学的な物の見方ができるかどうかです。
これをどう訓練するのかは実はカンタンです。
例えば、ミクロ経済学の勉強をしているときに、
盲目的に式を微分して0とおくだけの作業を繰り返していると、
いわゆる「テストの点数だけいいやつ」になってしまいます
そうではなくて、ちょっと立ち止まって、
「この式を微分するってのはどういうことなんだろうか」
「完全競争では限界費用と価格が一致するっていうけど、ホントにそうか?」
なんてことを考えながら試験勉強するだけで随分違うと思います。
そういう訓練をしておくと結果的に試験の点数もよくなる傾向にあると思うので、
成績は直接は関係ないけど、実は関係しているっていう、
答えになっているのかわからないような答えをしておきます。
Q.倍率はどのくらいですか?
2014年度の説明会は40名程度来ましたが、選考で躊躇したのか、結局倍率は1.2倍でした。
皆さん、2年間続くゼミなので、自分の一番志望しているゼミを思い切って受けてください!
Q.国際金融を学びたいのですが、扱いますか?
「国際金融」をどう定義するかにもよりますが、
基本的には、植田ゼミでカバーすると考えていただいて結構だと思います。
たとえば、日銀の金融市場レポートなどを読むと、 世界的な金融の動きが書いてありますから、それについて議論することになります。
むしろ、グローバル化が進む現在において、世界から切り離して 日本国内の金融のみを論じることは非常に難しいことだと思います。
というわけで、国際的な金融の話は当然植田ゼミで扱います♪
Q.他のゼミと迷っています。
今現在、既に卒論のテーマを決めて研究を始めているといった人以外は、 おそらく漠然としか「興味のある分野」を決めていないと思います。
あるいは、なんかもうよくわからんけどとりあえずゼミは入らないとやばそう・・・、
ぐらいですよね?
なので、迷った時は「個別ガイダンスの雰囲気」で決めてしまいましょう。
2年間、あるいは卒業してからも付き合いが続くのがゼミです。
もし研究分野に強いこだわりがないのであれば、自分が馴染めそうか否かで ゼミを選ぶのが一番いいと思います。
最初は興味がまったくなくても、楽しくゼミ生活を送っていくうちにその分野に 目覚めるかもしれないし、逆にこれを研究するんだ!という強い気持ちがあっても、 ゼミの空気に合わないと勉強がめんどくさくなってしまうかもしれません。
とゆーわけで、いくつか気になるゼミを選んだら、
「4月のガイダンスをハシゴして、雰囲気で選ぶ!」 というのが一番いいと思います。
是非、個別ガイダンスにお越しください♪
Q.他の学部生の聴講は可能ですか?
聴講は例年認めていません。もしも希望者が10人を下回るときは認めるかもしれません
(先生からのメールを引用)
Q.ゼミの負担はどのくらいですか?
まずゼミの時間ですが、
2014年度は16:40に始まって、18:30前には終わることが多かったです。
話が盛り上がると時間はやや伸びます。(それでも19:00前には終わります)
経済学部の中では比較的早く終わるゼミだと思います。
終わってから資格予備校にもいける時間です。
ゼミは毎週1〜3人が発表の担当者となり発表を行います。
ゼミ生が10人強×2学年ですので、計算してもらえればわかりますが、
大体一学期につき発表1〜2回程度です。
気になるのは、その1回につきどのぐらい時間がかかるのか、だと思うんですが、これは人それぞれですね。
就活やらで忙しくて時間が無い…というのであれば、
1日かけて準備するぐらいがでそれなりのものができるかと
でも、調べていくうちに面白くなっていったりすることがよくあるので、
結局1週間ずっと準備してた、なんて人もいると思います。
調べれば調べるほど詳しくなって、先生のアドバイスもよく理解できるので、
結局時間をかければかけるだけ自分に返ってきます。
(想像できると思いますが、テキトーに準備してテキトーに発表すると、
先生からのフィードバックすらよく理解できないなんてことになります)
Q.ゼミ生の進路は?
2014年度卒業生進路(2015年3月卒業生)
日本銀行、金融庁、警察庁、三菱東京UFJ銀行、野村證券、三菱商事、丸紅、LIXIL、モルガン・スタンレー、アクセンチュア
2013年度卒業生進路(2014年3月卒業生)
金融庁、財務省、シティグループ証券、住友生命、双日、総務省、東京大学大学院経済学研究科(2)、東京都庁、日本生命、野村證券、みずほ証券、三菱東京UFJ銀行、ゆうちょ銀行、SMBC日興証券
2012年度卒業生進路(2013年3月卒業生)
日本銀行、金融庁(2)、文部科学省、国土交通省、野村アセットマネジメント、野村総研、三菱商事、住友商事、東京証券取引所、三井不動産
2011年度卒業生進路(2012年3月卒業生)
外務省、金融庁、財務省(2)、東京大学大学院経済学研究科金融システム専攻、日本生命、日本銀行(2)、野村アセットマネジメント、三菱UFJ信託銀行(2)、SMBC日興証券
2010年度卒業生進路(2011年3月卒業生)
ゴールドマン・サックス、財務省(2)、住友商事(2)、税理士法人トーマツ、日本銀行(3)、日本政策投資銀行、三菱地所、三菱東京UFJ銀行、UBS証券
2009年度卒業生進路(2010年3月卒業生)
三菱UFJリサーチ&コンサルティング、日本経団連、東京電力株式会社、東京大学大学院経済学研究科(2)、住友商事、金融庁(2)、税理士法人トーマツ、日本政策投資銀行、マッキンゼー・アンド・カンパニー、東京大学公共政策大学院、P&G、住友信託銀行
2008年度卒業生進路(2009年3月卒業生)
アクセンチュア、三菱東京UFJ銀行、ゴールドマン・サックス、みずほ証券、三井住友銀行、 東京大学大学院経済学研究科、日本銀行
このように、かなり多様な進路となっています。
OB訪問には困らないと思って頂いて結構です。
OB会でも色々な方のお話が聞けてとても楽しいです♪
傾向としては、
・金融業界に進む方が多め
・官公庁や大学院に進む方も比較的多い
・日本銀行の内定者がほぼ毎年いる
といった感じです。
植田ゼミに入ったから○○業界に入りやすくなったり、逆に邪魔になったりする事もないので、あくまで参考程度でとどめておくと良いと思います♪
中には、2年間金融を勉強して「自分は金融に向いていないとわかった」と言って、
別の業界を志望する人もいます。
逆に、ゼミで勉強してから金融の面白さに目覚めて、金融業界で働く事を視野に入れた人もいたりします。私がそうです(*^^*)
植田ゼミによって進路が狭められるという事は無いと思います。また、金融は全ての業界、さらには世界の全ての地域に関わるものなので、金融の知識を学ぶのはどんな進路に進むかに関わらず意味があるし役に立つと思います。進路はあまり気にせずに、ぜひ植田ゼミに応募してみて下さい!お待ちしています0(^_^)0